よくあるご質問

コンクリートとは?
コンクリートとは砂や砕砂のような細骨材、砕石や砂利のような粗骨材などの骨材と、水および水と化学反応を起こして凝結、硬化する性質を持つ結合剤としてのセメントを練り混ぜて一体化させた状態で硬化させたもので、いわば人造岩石である。さらにコンクリートの品質を改善したり、特殊な性能を持たせたりするほか、経済的な効果をねらう目的で混和材料(高炉スラグ、フライアッシュ、AE減水剤、高性能AE減水剤)を骨材、水、セメントなどのほかに加えて用いることが多い。

生コンクリートとは?
生コンクリートは通称、生コンと呼ばれるもので、日本工業規格(JIS)の[コンクリート用語]ではレディーミクストコンクリートと呼ばれる。生コンをひとことで定義すれば[コンクリート製造設備を持つ工場(生コン工場)で製造され、フレッシュコンクリートの状態で施工現場に配達されるコンクリート]であり、商品として取り扱うフレッシュコンクリートを生コンという。

スランプとは?
フレッシュな状態のコンクリートは、主として水量の多い、少ないにより、コンクリートの軟らかさや流動性が異なる。この軟らかさや流動性の程度を示す一つの試験方法としてスランプ試験がある。スランプ(Slump)とは、株が暴落するとか、人気ががた落ちになるなどの意味があるほか、スポーツなどで調子が悪い時によく用いられるように[下がる]という意味である。フレッシュコンクリートのスランプ値とは、上の内径が10cm、下の内径が20cm、高さが30cmのスランプコーンにつめたコンクリートがコーンを引き抜いた後に最初の高さからどのくらい下がる(スランプする)かを示すものであり、スランプ値が大きいコンクリートは、軟らかいコンクリートということになる。

空気量とは?
フレッシュコンクリートの作業性(ワーカビリティー)の改善や、硬化コンクリートの耐久性(耐凍結融解性または耐凍害性)の向上のため、コンクリートを練り混ぜる段階で微小な空気を、AE剤またはAE減水剤と呼ばれるコンクリート用化学混和剤を用いることにより、コンクリート中に導入する方法が、一般に採用されている。生コンはほとんどの場合、ユーザーから空気を入れないコンクリート(プレーンコンクリートまたはNonAEコンクリート)としての指定がない限り、空気量を3〜6%入れたコンクリート(AEコンクリート)を製造し、出荷している。

強度とは?
硬化したコンクリートが、色々な形で加えられる外力に対して、どのような強さを持つかを見る指標となるのが強度でありA単位面積当たりフ荷重の単位で表され、荷重の種類により圧縮強度、曲げ強度、せん断強度などがある。一般にコンクリート強度といえば圧縮強度を指すが、生コンの場合は、フレッシュコンクリートの状態でユーザーに納入し、硬化した後にどの程度の圧縮強度(舗装コンクリートの場合は曲げ強度)が得られる性能の生コンであるかが、商品としての強度保証のレベルを決める重要なポイントとなっている。また、圧縮強度といっても、生コンの圧縮強度(呼び強度)、コンクリート構造物の圧縮強度(設計基準強度)など、どの状態におけるコンクリートの圧縮強度を調べるかにより試験方法が異なったりするので、その内容を明確に区別して理解しておくことが生コンの契約時には必要である。

コンクリートミキサー車(トラックアジテータ車)の大きさは?
当工場のコンクリートミキサー車は(トラックアジテータ車)は、大型車と小型車があり、大型車は、全長7860mm全幅2490mm全高3800mm 小型車は、全長5860mm全幅2110mm全高3100mmです。